学校英語で真っ先に習う「travel」と「trip」ですが、この2つの根本的な文法構造とイメージの差を理解することが、自然な英語への第一歩です。
まずtravelは、基本的に「長距離を移動する」「旅をする」という行為そのものを表す動詞として機能します。名詞としても存在しますが、不可算名詞(数えられない名詞)として「旅行という概念全般」を指すため、「a travel」や「travels」と単数・複数で軽々しく使うことは基本的にありません。
一方のtripは、目的地へ向かい、滞在して戻ってくるまでの「往復を含んだ旅行」を表す可算名詞(数えられる名詞)です。そのため、冠詞を伴って「a trip」や「trips」と表現します。
ネイティブが「旅行に行く」と言いたい場合、名詞のtripを用いたgo on a trip(旅行に出かける)や、take a trip(旅行をする・旅に出る)というフレーズを極めて頻繁に使います。どちらもほぼ同義ですが、go on a tripは「出発する動き」に、take a tripは「休暇を取って旅程を実行する」というニュアンスに若干の重きが置かれます。