日本国内での成功にとどまらず、彼女は早い段階から海外のビッグプロジェクトでもその才能を発揮した。ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けた2013年公開の超大作映画『パシフィック・リム』において、主人公の記憶に登場する幼少期のマコ役に抜擢。オーディションで圧倒的な存在感を見せつけた彼女は、言葉の壁を越えた感情表現で世界のハリウッド関係者を驚愕させた。
現場での物怖じしない立ち振る舞いと、撮影意図を即座に汲み取って演技に反映させる高い知性は、海外メディアからも絶賛を浴びた。世界基準の映画撮影現場を体験したことは、単なる話題性にとどまらず、役者としてのスケール感を飛躍的に広げる貴重な糧となった。子役から成熟した国際的女優への歩みは、この時期に確固たるものとなったと言える。