お菓子作りは、卵を一度に大量消費したい時の鉄板ルートです。特に卵を全卵・卵白・卵黄に分けるレシピを知っておくと、調理の選択肢が格段に広がります。
全卵を贅沢に4〜6個使う代表格が、卵消費お菓子の王道である焼きプリンです。牛乳と砂糖を合わせて濾(こ)し、オーブンや蒸し器でじっくり低温加熱するだけで、喫茶店風のしっかり固めなカスタードプリンが完成します。すが入るのを防ぐには、150℃前後の低温で天板にお湯を張って蒸し焼きにするのが成功の秘訣です。
一方、料理で卵黄だけを使って白身が余ってしまった場合には、卵白大量消費のラングドシャが最適です。卵白と同量のバター、砂糖、薄力粉を混ぜて絞り出し、オーブンで焼くだけで、サクサクとした軽い食感の上品な焼き菓子に仕上がります。泡立ての手間が不要なため、フィナンシェと並んで手軽に作れる白身救済レシピです。
残った黄身側は、みりん・醤油・ごま油を合わせたタレに一晩漬け込む卵黄の醤油漬けレシピが秀逸です。水分が適度に抜けてウニやチーズのような濃厚なコクが生まれ、炊きたてのご飯に乗せるだけで極上の逸品になります。