男性アイドルグループの脱退劇において、常にネット上で囁かれるのが「メンバー同士の深刻な確執」や「運営との対立」というスキャンダラスな推測です。知恵袋やSNS上でも「M!LKの脱退理由は不仲だったのか」という疑問が今なお投稿され続けています。
噂①:メンバー間の不仲による衝突だったのか?
現場取材および当時のライブ記録を精査すると、メンバー間の不仲説は事実無根であると断定できます。2020年1月31日のラストライブ「7人7色」のステージ裏では、送り出す5人と旅立つ2人が肩を抱き合い、号泣しながら言葉を交わす姿がドキュメンタリー映像として記録されています。
リーダーの吉田仁人や佐野勇斗は、その後も公式YouTubeや配信番組で「あの時、それぞれの夢を応援しようと腹をくくった」と率直に語っています。宮世琉弥がドラマ主演を果たした際にはメンバーがSNSで反応を示し、佐野勇斗と共演機会があった際にも親密なやり取りを見せるなど、関係性は極めて良好です。脱退の動機は人間関係の摩擦ではなく、表現者としての「進路選択」にありました。
噂②:板垣瑞生の2024年事務所退所を巡る憶測の真実
M!LKファンのみならず映像業界を驚かせたのが、2024年春に発生した板垣瑞生のスターダストプロモーション電撃退所でした。ファンクラブの突如の閉鎖や公式プロフィールの即時削除が行われたことから、ネット上では「重大なコンプライアンス違反があったのではないか」「体調悪化か」といった過激な憶測が錯綜しました。
しかし、直後に本人が行った生配信や関係者の証言を総合すると、真相はマネジメント方針を巡る契約交渉の不一致と、本人の独立志向に起因するものでした。大手事務所の手厚いレールから飛び出し、よりオルタナティブで自由なカルチャー表現を志向した板垣の強い衝動が、急な契約解除という形をとって表面化したのです。トラブルというよりも、自立を急ぐあまりの急展開であったと捉えるのが客観的事実に即しています。