広大なイオンの店内において、チャリTシャツが「見当たらない」と噂される最大の要因は、探すフロアの思い込みにあります。多くの買い物客は「Tシャツ=婦人服・紳士服・子供服の衣料品売り場(通常2階〜3階)」を目指しますが、実際の現場では衣料品ラックに並ぶケースは極めて稀です。
結論から言えば、チャリTシャツの主たる設置場所は1階のサービスカウンター周辺、または中央エスカレーター脇などの特設催事場です。この配置が徹底されている背景には、流通管理上の明確な理由が存在します。
チャリTシャツは、単なるイオンのプライベートブランドや仕入れ衣料ではなく、寄付金が組み込まれた受託販売品という特殊な位置づけにあります。売上金の一部が自動的に寄付金へ振り分けられる会計処理が必要であり、通常のレジではなく集中管理された端末を通す運用が取られることが多いためです。また、万引きや汚損を防止し、購入点数の制限を厳格に順守させる目的から、常時スタッフの目が届くサービスカウンターや特設レジが指定売り場として選ばれています。