視野を世界や競合チェーンに広げると、サイズの基準はさらにダイナミックに変化します。
アメリカのマクドナルドでは、かつてLサイズを上回る「Super Size(スーパーサイズ)」が存在しました。ドリンクは脅威の約1.2リットル(42オンス)、ポテトは約200g超という巨体仕様でしたが、健康志向の高まりやドキュメンタリー映画の影響を受け、2004年に惜しまれつつ全廃されました。現在でも海外マックのMサイズは日本のLサイズに相当するケースが多く、日本人が渡航先でドリンクを頼むと、その大きさに驚かされる光景は珍しくありません。
一方、国内で「キング」を冠するバーガーキングのフラッグシップ「ワッパー」との比較も興味深いポイントです。
ワッパーはバンズの直径が約13cm、直火焼きパティが約113g(1/4ポンド)と、一般的なハンバーガーの約1.4倍のスケールを誇ります。マクドナルドのビッグマックが「縦の階層構造(高さ)」でボリュームを表現するのに対し、バーガーキングは「横の面積(広さ)」で迫力を生み出しており、特大バーガー市場におけるアプローチの違いが際立ちます。