創作物のエンディングを論じる際、メリバはしばしば他の結末形態と混同されます。物語の着地点が持つ力学を正しく整理するため、主要な4つの結末パターンを構造的に比較したデータが以下の通りです。
バッドエンドとの違いは、登場人物の中に「確かな救いと納得」が存在しているかどうかです。当事者がただ踏みにじられ苦痛の中で終わるなら単なる鬱エンドですが、彼らがその結末を心から愛し、笑顔で選んだ瞬間にメリバへと昇華されます。
ビターエンドとの違いも明確です。ビターエンドは「大きな犠牲を払ったが、社会や当事者は現実を受け入れて前に進む」という分別ある着地を見せます。対してメリバは、社会通念や倫理を完全にかなぐり捨て、閉ざされた二人だけの論理へ逃避あるいは突入するため、客観的な是正や健全な再生は一切行われません。