釣り人の間で「裏漁港」という俗称が独り歩きしている背景には、正式名称である「明石浦漁港」との呼称の混同があります。明石浦漁港は、全国的に有名な「明石鯛」や「明石ダコ」が水揚げされる全国有数の拠点漁港です。
特に平日11時30分頃から行われる名物の「昼網(ひるあみ)の競り」をはじめ、昼夜を問わず漁船の出入港やフォークリフトの往来が激しく行われています。漁港本来の営業・操業時間は早朝から夕刻まで非常に過密であり、釣り人が仕掛けを投入したり車を停めたりできる余地は本来一切ありません。
漁協関係者への取材や現地掲示によると、荷捌き場周辺への釣り具の持ち込みや夜間の居座りは、漁業活動への重大な業務妨害とみなされます。「昼網の競り見学」など正規の観光・流通手続きを除き、漁業エリアへの釣り目的での立ち入りは厳に慎むべきです。