トラブルを避け、米本来の美肌効果を最大限に引き出すためには、衛生管理と希釈のルールを守ることが肝要です。
まず、ボウルに米と水を注いだら、最初の水は軽くかき混ぜてすぐに全量を捨てます。その後、少量の水で米を優しく研ぎ、新たに注いだ2回目または3回目の白くと濁った水を清潔なガラス瓶やボウルに採取します。これが洗顔に適したとぎ汁です。
採取したとぎ汁は、そのまま使うのではなく「人肌程度のぬるま湯で1.5〜2倍に薄める」のが肌への刺激を抑える黄金比率です。通常の洗顔料でクレンジングと洗顔を済ませた後、薄めたとぎ汁を手ですくい、肌をこすらず優しく包み込むようにパシャパシャと10〜15回程度すすぎ洗いをします。最後に、とぎ汁のデンプン質が肌に残って酸化しないよう、清潔なぬるま湯で軽くすすぎ流し、通常通り化粧水や乳液で保湿を完了させます。
集中ケアとして米のとぎ汁パックを行う場合は、薄めたとぎ汁を清潔なコットンにたっぷり浸し、乾燥が気になる頬などに3分ほど乗せます。ただし、長時間の放置は逆に肌の水分を奪うため厳禁です。毎日行うのではなく、肌の状態を観察しながら週に2〜3回の頻度からスタートさせるのが無理なく美肌を維持する秘訣です。