アスモデウス家を統べる母アスモデウス・アムリリスは、魔界の最高権力機関「十三冠」の一角であり、「色頭(しきとう)」の称号を持つ魅惑の悪魔です。その血を引くアリスにも、他者を魅了・幻惑する強力無比な家系能力が受け継がれていることは間違いありません。
しかし、アリスは作中で頑なに家系能力を発動させず、自らの青い炎を操る火炎魔術のみにこだわり続けています。その理由は、彼の並々ならぬ「悪魔としての誇り」にあります。
母の持つ魅了の力に頼るのではなく、己自身が鍛え上げた純粋な魔力と技で最強を証明したいという強い意志があるからです。さらに、入間と出会ってからは「入間様の隣に立つ右腕として、恥じない本物の強さを手に入れたい」という想いが加わり、安易な魅了の魔術を自らに禁じるストイックな生き方を選んでいます。