サイズアップを検討する際、ブランドごとのサイズ感の違いを把握しておくことが失敗を防ぐ鍵となる。国内市場を牽引する大手3社の製品は、それぞれ独自の設計思想に基づいて作られている。
P&Gジャパンが手掛ける「パンパース さらさらケア」は、スリムなシルエットと圧倒的な薄型吸収体が特徴だ。ウエストや足回りのフィット感が非常に高く、引き締まった体型の赤ちゃんや、動きが活発になり始めた時期に抜群の威力を発揮する。一方で、ややタイトな作りと感じる保護者も多いため、サイズアウトの兆候が最も早く表れやすい傾向がある。
対して、花王株式会社の「メリーズ」は、ふんわりとした独自のエアスルー構造とゆったりとした立体設計が強みだ。太ももがムチムチしている赤ちゃんやお腹周りがふっくらしている体型でも締め付け感が少なく、肌触りを最優先したい保護者から絶大な支持を得ている。
また、ユニ・チャーム株式会社の「ムーニーマン」は、しなやかな伸縮性と包み込むような3Dフィット構造が際立つ。特にはかせるタイプのパンツ型において、足回りのギャザー構造が優れており、元気に動き回る赤ちゃんのどんな姿勢にもしなやかに追従するバランスの良さが魅力だ。