県内屈指の人気を誇る同校の偏差値は、例年64〜65前後で推移している。難関進学校がひしめく千葉県内において、極めて堅実な上位層を形成するポジションだ。進路実績の内訳を見ると、その特徴がくっきりと現れる。
国公立大学への合格者は千葉大学や筑波大学をはじめ毎年数十人規模を維持。私立大学ではGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)や早慶上理への合格者が多数を占める。だが、真の強みは合格数の多さだけにとどまらない。看護・医療系、芸術系、国際関係など、専門性の高い学部への進学比率が極めて高いのだ。
「普通科の枠にはまらない夢を持つ生徒が、早い段階から特化した学びを積める」。取材に応じた教育関係者はそう口を揃える。画一的な受験指導ではなく、個々の興味関心に応じたポートフォリオが自然と形成される環境が、推薦型選抜や総合型選抜での圧倒的な強みへと直結している。