鳥取県を代表する特産品といえば二十世紀梨ですが、その魅力を1年を通じて味わい尽くせる施設が鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館です。旅慣れた観光客や地元ファミリーの間で「鳥取観光で最も満足度が高かった」と語られる最大の要因は、館内の「梨のキッチンギャラリー」で毎日開催されている梨の食べ比べにあります。
一般的に梨の収穫期は夏から秋にかけての限られた期間ですが、なしっこ館では高度なCA貯蔵技術(気体組成を調整して鮮度を保つ技術)や全国の産地ネットワークを駆使することで、年間を通じて常に3種類の異なる梨を無料で試食提供しています。時期に応じて、爽快な酸味と果汁が溢れる「二十世紀」をはじめ、極めて高い糖度を誇る「新甘泉(しんかんせん)」、芳醇な香りの「秋栄(あきばえ)」、大玉でまろやかな「王秋(おうしゅう)」など、多彩な品種がローテーションで登場します。
味覚センサーのように甘み・酸味・シャリ感(食感)の違いをその場で比較できる体験は、子どもの食育としても大人知的好奇心を満たすエンターテインメントとしても完成度が高く、来館者の滞在満足度を決定づける強力なフックとなっています。