注目すべきは、購買層の広がりだ。子供や中高生だけでなく、30代から50代のビジネスパーソンの購入率が急上昇している。特にリモートワークと出社が混在するハイブリッド勤務が定着した現在、オフィスの自席にマイシマエナガを設置する人が急増した。
都内のIT企業に勤める30代男性は「画面越しに厳しい折衝が続いた後、PCの脇にある丸い顔を見ると、張り詰めた緊張がすっと抜ける。同僚との会話のきっかけにもなる」と明かす。メンタルケアの一環として、福利厚生でオリジナルデザインの商品を社員に配布するスタートアップ企業まで現れる始末だ。もはや単なるおもちゃではなく、デスクワークにおける精神的インフラと言っても大げさではない。