このカルチャーをメジャーシーンへと押し上げた最大の功労者が、漫画家ユニット・谷川ニコによる金字塔的コミック『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』だ。スクウェア・エニックスのWebマンガサイトで連載が始まるやいなや、その斬新な視点は即座に大きな反響を呼んだ。
主人公の黒木智子は、高校に入れば自然とモテると思い込んでいた少女である。しかし現実は非情だ。クラスの隅で空回りし、奇行を繰り返し、誰とも喋れずに一日が終わる。痛烈な日常を徹底的なリアリティとユーモアで描いた本作は、サブカルチャーの枠を超え、多くの読者に衝撃を与えた。