なぜ崩れる?ビスケットタルト生地をサクサクに固める黄金比と裏技についての真相を徹底解説します。

使用するビスケットの種類によって、生地の風味や仕上がりの食感は大きく変化します。代表格である森永製菓の「マリー」は、ミルクと小麦の優しい風味が特徴で、どんなフィリングとも相性抜群の王道タルト台が完成します。マリーは比較的油分が少ないため、基本の黄金比(2:1)通りにバターをしっかり加えるのがまとまりを良くするポイントです。

一方、ビターな味わいと黒い色合いがおしゃれな「オレオ」を使う場合は、サンドされているクリーム自体に油脂が含まれているため、バターの量を半分程度(オレオ100gに対してバター25g前後)に減らすのが適量です。

さらに、オレオを使ったバターなしアレンジも手軽でおすすめです。クリームを挟んだままのオレオを細かく砕き、そこに牛乳(または生クリーム)を小さじ1〜2杯程度垂らして揉み込むだけで、クリームの油脂とわずかな水分がビスケットを強力に結合させます。バターを使わなくても驚くほどしっかりと固まり、濃厚なココアクラストに仕上がります。