このトレンドは若者だけに留まらない。オフィスで働く30代や40代のデスク周りにも、この「顔だけ」アイテムが侵入し始めている。なぜ大人がこれほどまでに惹かれるのか。心理カウンセラーは「感情の投影のしやすさ」を挙げる。
全身のキャラクターは、楽しそうなポーズをしていれば「楽しい感情」を強制してくる。一方で、無表情に近い「顔だけ」のデザインは、見る側のその時の気分によって表情が変わって見えるのだ。疲れている時は寄り添ってくれるように見え、嬉しい時は一緒に喜んでいるように見える。この適度な距離感が、現代のストレス社会を生きる大人たちにとって心地よい癒やしとなっている。