ネットワークスペシャリスト試験への挑戦を計画する上で、正確なスケジュール把握と試験制度の戦略的活用は欠かせません。
【2026年度 試験日程の概要】
本試験は原則として年1回、春期(4月の第3または第4日曜日)に実施されます。出願受付は例年1月中旬から2月上旬にかけて行われるため、年初の段階で受験申し込みを確実に済ませておく必要があります。
【受験資格と午前1免除制度】
本試験に学歴や実務経験などの受験資格制限はなく、誰でも自由に挑戦可能です。さらに、以下のいずれかの条件を満たすことで、午前1試験(共通基礎)が2年間免除されます。
- 応用情報技術者試験(AP)に合格してから2年以内
- いずれかの高度情報処理技術者試験または情報処理安全確保支援士試験に合格してから2年以内
- いずれかの高度試験の午前1試験で基準点(60点以上)を獲得してから2年以内
午前1が免除されると、試験当日の集合時間が遅くなり、午前中のエネルギー消費を大幅に抑えられます。精神的・肉体的なアドバンテージは計り知れないため、保有資格の免除期限は事前に必ず確認してください。
【2026年の注目出題トレンド】
近年のネットワークスペシャリスト試験では、旧来のオンプレミス型ネットワーク技術に加え、以下のような現代的インフラ技術が午後問題の主役となっています。
- ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)とSASE:従来の境界防御モデルから、認証・認可を毎回検証するアーキテクチャへの移行に伴う設計課題。
- クラウドハイブリッド網と閉域網接続:AWS(Direct Connect)やAzure(ExpressRoute)と社内網を冗長接続する際のルーティング設計(BGP、IPsec)。
- 最新通信規格とセキュリティプロトコル:Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)、QUIC/HTTP/3、TLS 1.3、DNS over HTTPS(DoH)の挙動理解。