疑惑の信憑性を判断するうえで最も確実な一次情報は、裁判資料として提出された自家用旅客機(通称:ロリータ・エクスプレス)の飛行記録(フライトログ)と、エプスタイン氏が所持していた通称「ブラックブック(連絡先名簿)」です。
専属パイロットのデヴィッド・ロジャース氏が管理していた運航日誌は、過去の公判において正規の証拠物として法廷に提出されています。この記録には、著名な実業家、学者、政治関係者などの搭乗履歴が詳細に残されていますが、バラク・オバマ氏の名前は搭乗者リストに一度も登場しません。
また、性被害者であるバージニア・ジュフレ氏がギレーヌ・マクスウェル氏(エプスタイン氏の共犯として有罪判決を受けた人物)を相手取った名誉毀損訴訟の過程で開示された膨大な証言録音・陳述書においても、オバマ氏による島への訪問や違法行為への関与を示唆する記述は見当たりません。ネット上で「オバマの名が記された極秘リスト」として出回った画像の多くは、過去のチャリティーイベントの出席者一覧を改ざんしたものや、全く無関係の人物の名前を画像編集ソフトで置き換えた粗雑な偽情報であることが判明しています。