3年満了を機に「派遣先の直接雇用」を勝ち取れる確率はどの程度なのでしょうか。厚生労働省の各種調査や民間転職市場のデータを俯瞰すると、3年満了時に派遣先へ直接雇用される割合は全体のおよそ1割から2割未満にとどまるのが実情です。
さらに見落とせないのは、直接雇用されたからといって「即座に正社員になれるとは限らない」という真相です。現場の実例として多いのは、有期契約社員やパートタイマーとしての直接雇用打診です。派遣先としては、「派遣マージンをカットしつつも、終身雇用の正社員枠は増やしたくない」という本音が働きがちです。
直接雇用で正社員を目指す場合は、3年目を迎える前の段階から業務で代替不可能な実績を作り、派遣先の部門責任者に対してコストに見合う人材であると認知させておく必要があります。