ネット上にはパーマのケアに関する情報が溢れていますが、中には科学的根拠を欠いた誤解や危険な習慣も散見されます。
誤解1:「パーマをかけた当日は絶対にシャンプーしてはいけない」は本当か?
かつては「酸化定着に48時間かかるため洗髪厳禁」と教えられていましたが、現代の還元剤・酸化剤の進化により、サロン退店時には約80〜90%の結合が完了しています。しかし、残りの数%が完全定着するまでに最低でも24時間は要するのが事実です。「パーマ後当日のシャンプー注意点」としては、当日夜のシャンプーは極力避け、どうしても汗や頭皮のベタつきが気になる場合のみ、ぬるま湯(38度以下)による「湯シャン」に留めるのが鉄則です。
誤解2:「トリートメントさえ高級なものを使えばシャンプーは何でも良い」の嘘
多くの人がトリートメントに投資しがちですが、毛髪科学の観点からはシャンプー選びのほうが優先順位は上です。どれほど高価な補修トリートメントを重ねても、シャンプーの段階でキューティクルを傷つけタンパク質を流出させてしまっては、土台が崩れた器に水を注ぐようなものだからです。