棚経のお布施相場はいくら?初盆・新盆の違いや封筒の書き方・渡し方解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

お布施を直接手渡しするのは重大なマナー違反とされています。必ず「袱紗(ふくさ)」に包んで持参し、「切手盆(きってぼん)」と呼ばれる小さなお盆に乗せて差し出すのが正式な手順です。

渡すタイミングは、棚経が終わって一息つき、僧侶がお茶を召し上がった後の歓談時、またはお帰りの挨拶を交わす際がベストです。「本日はお暑い中、心のこもったお経をいただきありがとうございました。些少ですが、どうぞお納めください」と感謝の言葉を添えます。

袱紗の色は、慶弔両用の紫色、あるいは緑・紺・茶などの落ち着いた寒色系を選びます。渡す直前に袱紗を開いて封筒を取り出し、切手盆の上に乗せるか、畳んだ袱紗の上に封筒を乗せて差し出します。このとき、僧侶から見て表書きの文字が正面から正しく読める向きに回転させて差し出すのが大切な心遣いです。