平手友梨奈の足跡を振り返ると、そのキャリアは日本の女性アイドル史において極めて特異な軌跡を描いています。2015年に14歳で欅坂46の1期生オーディションに合格し、翌年4月に『サイレントマジョリティー』でセンターデビュー。以降、グループのシングル表題曲全作でセンターを務め、圧倒的な表現力で日本レコード大賞優秀作品賞の連続受賞やNHK紅白歌合戦での激しいパフォーマンスなど、数々の伝説を残しました。
2020年1月にグループを脱退した後は、女優およびソロアーティストとして活動の幅を急速に拡大。映画『響 -HIBIKI-』での日本アカデミー賞新人俳優賞受賞に始まり、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や日曜劇場『ドラゴン桜』第2シリーズ、そして『六本木クラス』と、難度の高い役どころで確固たる評価を獲得しました。
その後、HYBE JAPANの傘下レーベル「NAECO」への移籍や、アーティストマネジメント会社「クラウドナイン」への合流など、自身のクリエイティビティを最大限に発揮できる環境へとシフト。現在も国内外を視野に入れたプロジェクトを展開しており、旧来の芸能界の枠組みに縛られないグローバルな表現者としての進化を続けています。