セレナがショートカットに踏み切った直接の理由は、トライポカロン第1次審査(テーマパフォーマンス)での痛恨のミスと惨敗にあります。この日のテーマはポケモンのスタイリングを競う「ドレスアップ」でした。
セレナはフォッコに華やかなアクセサリーや長いリボンを飾り付け、自信を持ってランウェイへと送り出します。しかし、着飾った装飾のリボンが長すぎたあまり、ウォーキング中にフォッコがリボンの裾を踏んで派手に転倒。ステージ上で体勢を崩したフォッコは動揺し、演技を完璧に立て直すことができませんでした。
結果は無情にも1回戦敗退。パートナーの魅力を最大限に引き出すべきパフォーマーでありながら、衣装の安全面やフォッコの動きやすさへの配慮を怠ってしまった自分自身の詰めの甘さを、セレナは痛烈に突きつけられます。ステージ上では笑顔を崩さずフォッコを励ましたものの、楽屋に戻ったセレナの胸中には計り知れない悔しさと自責の念が渦巻いていました。