【プロ直伝】配管タップ加工で失敗しない!Pt・Npt規格の違いを徹底解説に関する注目トピックをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

ステンレス管や高張力鋼管の加工において現場を悩ませるのが、金属同士の溶着に起因する「かじり」現象だ。切削中に切り粉がタップの溝に噛み込むと、タップが固着して動かなくなり、最悪の場合は部材ごと廃棄を余儀なくされる。これを防ぐ第一のポイントは、用途に適した切削油(カッティングオイル)の徹底使用だ。極圧添加剤を含む高粘度油を塗布することで、切削面と刃先の摩擦熱を抑制し凝着を抑えることができる。

さらに、タップ加工(ねじ切り)を進める際、「半回転進めて四分の一回転戻す」というステップバック動作を怠らないことが重要だ。逆回転によって切り粉を細かく分断し、タップ溝からの排出をスムーズにする。こまめなエアブローで切り粉を掃い出しながら作業を継続することが、ねじ山を傷つけず工具寿命を延ばす鉄則である。