日本全国に存在する中古車オークション会場の中でも、群を抜く取引規模を誇るのがユー・エス・エス(USS)グループの旗艦拠点である「USS東京」です。千葉県野田市に位置するこの会場は、敷地面積・取引台数ともに国内最大級を誇り、日本の中古車業者オークション流通における価格決定の基準地(プライスリーダー)として機能しています。
毎週木曜日に設定されているUSS東京のオークション開催日には、早朝から全国のバイヤーが集結するだけでなく、専用ネットワーク端末を通じた衛星・インターネット経由での外部応札が激しく飛び交います。通常期でも1開催あたりのUSS東京の出品台数は1万5,000台〜2万5,000台規模に達し、繁忙期には3万台を超える取引がわずか1日のうちに処理されます。
会場内では最大12レーン以上が同時に稼働し、1台あたりわずか数十秒という目にも留まらぬスピードでポス席の応札ボタンが押され、次々と落札されていきます。ここで形成されるUSS東京の落札相場は、全国の中古車販売店の店頭価格や買取店の査定額にダイレクトに反映されるため、自動車業界関係者にとっては毎週の相場動向から片時も目が離せない最重要拠点となっています。