ヘルスケアの視点からこれら2つの乳製品を比較すると、それぞれ異なる強みが見えてくる。腸内環境を整えたいと考えるなら、生きた乳酸菌をダイレクトに摂取できるナチュラルチーズに軍配が上がる。特に熟成期間の短いフレッシュタイプや青カビタイプなどは、多様な菌叢を体内に取り込む上で魅力的な選択肢だ。
しかし、栄養補給という観点ではプロセスチーズも極めて優秀だ。加熱殺菌されているため消化吸収に優れ、タンパク質やカルシウムの含有密度が高い。また、品質の個体差がないため毎日の栄養計算が容易であり、加熱処理のおかげで妊婦や乳幼児にとっても食中毒リスクが低く安心感がある。塩分量に関しても近年は減塩タイプが充実しており、目的に応じた選択が可能だ。