『アッコにおまかせ!』が激しい炎上に包まれた決定的な契機となったのが、2024年パリオリンピック陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手に対する発言でした。競技中にうつ伏せでカステラを食べる姿が話題となった北口選手に対し、和田アキ子が番組内で「なんかトドみたいなのが横たわっているみたいな。かわいいよね」とコメントしたことが発端です。
世界最高峰の舞台で偉業を成し遂げたアスリートの外見や仕草を動物に例えた表現は、即座に「極めて失礼」「ルッキズムそのもの」「女性蔑視・アスリートへの冒涜」としてSNSで猛烈な反発を呼びました。翌週の生放送冒頭で「不適切な発言をしてしまいました。北口選手、関係者の皆様、視聴者の皆様に不快な思いをさせてしまい、心よりお詫び申し上げます」と深々と頭を下げて謝罪したものの、世間の怒りは簡単には収まりませんでした。
単なる言い間違いにとどまらず、長年培ってきた「何を言っても許される大御所」というポジションそのものが、現代の価値観と決定的に乖離している現実を露呈させた象徴的なトラブルとなりました。