プロテスタントとは?カトリックとの違いや教義・特徴を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

日常生活やメディアで最も混同されやすいのが、指導者の呼び名や教会の装飾です。両者の違いを理解すると、キリスト教建築や映画の描写が一段と明確に見えてきます。

まず、指導者の立場です。プロテスタントの指導者は「牧師(Pastor)」であり、カトリックの指導者は「神父(司祭・Father)」です。カトリックの神父は「聖職者」という特別な身分であり、生涯独身を守る「独身制」が課されます。一方、プロテスタントの牧師は身分としての聖職者ではなく、信徒の中から選ばれた「教職・指導者」という役割(職務)に過ぎません。そのため、牧師の結婚は認められており、家族を持つことが一般的です。

教会内部の視覚的な違いも顕著です。教会に掲げられている十字架を見た際、キリストの肉体像が付いているのがカトリック、何も付いていないシンプルな十字の木枠だけなのがプロテスタントです。プロテスタントでは「キリストはすでに十字架上で死に、復活された」という教理を重視し、同時に十戒にある「偶像崇拝の禁止」を厳格に適用するため、キリスト像を付けません。

さらに「聖母マリア」に対する捉え方も大きく分かれます。カトリックではマリアを「神の母」として崇敬し、マリアを通じて神に祈りを執り成してもらう信仰が存在します。一方、プロテスタントではマリアを「イエスを産んだ信仰深い女性」として敬意は払うものの、信仰や祈りの対象とすることは偶像崇拝につながると捉え、明確に否定します。