野際陽子との離婚から2年後の1996年、千葉は再び人生の大きな転機を迎える。再婚相手に選んだのは、京都で舞妓として活躍していた28歳年下の一般女性・玉美さんだった。かつての名妓として知られた彼女の美しさと芯の強さは、海外へと活動の幅を広げていた千葉にとって大きな心の支えとなった。
結婚後、二人は生活の拠点をアメリカ・ビバリーヒルズに移す。言葉も文化も異なる異国の地で、千葉の挑戦を全面的に支えたのが玉美さんだった。極度の緊張感が漂うハリウッドでのオーディションやロケ撮影の日々の中、家庭環境を整え、夫が演技に専念できるよう尽力した彼女の貢献は計り知れない。2015年に二人は離婚という道を選んだが、二人で築いたカリフォルニアでの生活は、後の子供たちの才能を大きく開花させる土壌となった。