ネット上の掲示板やSNS、獣医師・ドッグトレーナーへの取材から浮かび上がるのは、理想と現実のギャップに苦悩する飼い主たちのリアルな声です。
秋田犬の飼育者からは、以下のような切実な証言が多く寄せられています。
「成犬になってからの引きの強さは想像を絶する。雨の日の散歩で猫に反応してダッシュされた瞬間、肩を脱臼しかけた」
「旅行に行きたくても、大型日本犬を受け入れてくれるペットホテルやシッターが極めて少なく、預け先に本当に苦労する」
また、換毛期の抜け毛に関しても、秋田犬の抜け毛量は「大型ゴミ袋が何杯も満杯になる」レベルであり、毎日のブラッシングと掃除機がけは重労働そのものです。
柴犬の飼育現場では、「柴犬=初心者向けという誤解」によるトラブルが散見されます。
「小型だからと甘く見ていたら、洋服の着脱や爪切り、動物病院での診察時に激しく抵抗し、口輪なしでは処置できなくなった」
「室内トイレを断固拒否し、台風の日でも1日2回必ず外へ散歩に出なければ排泄してくれない」
小型犬とはいえ、愛玩犬(トイ・グループ)のように「常に飼い主の膝の上で甘える」ことを期待して迎えると、その自立心の強さに戸惑うケースが後を絶ちません。