『羽鳥慎一モーニングショー』における山口氏の魅力として外せないのが、同番組のキーマンである玉川徹氏との丁々発止のやり取りです。
社会の理不尽や政治の不透明さに対して情熱的かつ直感的な憤りを前面に出す玉川氏に対し、山口氏は常に「現行法ではどう規定されているか」「制度設計上のメリットとデメリットは何か」を冷静に提示する役割を担っていました。決して相手を感情的に否定するのではなく、論理の骨組みを丁寧に整理しながら異なる視点を提供する姿勢は、朝の討論コーナーにおける絶妙なバランサーとして機能していました。
羽鳥慎一アナウンサーの巧みな進行も手伝い、二人の真剣勝負とも言える議論は「知的で面白い」「双方の言い分に納得できる」と視聴者から高い評価を獲得。彼女のスタジオ不在時に「あの鋭い掛け合いが恋しい」という声が多く寄せられたのも、番組内での存在感が際立っていた証左です。