「宮島食べ歩きグルメ」と称されることが多い揚げもみじですが、現地の観光ルールと環境保護の観点から知っておくべき決定的な盲点が存在します。
神の使い・野生の鹿による接触被害と誤飲事故
宮島に生息する鹿は野生動物であり、観光客が手にする食べ物の匂いに極めて敏感です。紙包みや竹串を持ったまま参道を歩いていると、背後から鹿に頭突きされたり、食べ物を奪われたりするトラブルが頻発しています。さらに重大なのが、竹串やプラスチック容器、油の染みた包装紙を鹿が誤飲し、命を落とす環境問題です。
老舗が用意する「茶房・イートインスペース」の活用が正解
紅葉堂本店および弐番屋の店内奥には、風情あるイートイン席(茶房スペース)が完備されています。お茶の無料サービスが提供されていることも多く、落ち着いた和の空間でゆっくりと熱々の揚げもみじを味わうことができます。食べ終わった後の竹串や紙包みも店内のゴミ箱に確実に処分できるため、マナーの観点からも店内飲食が推奨されます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
揚げもみじは宮島を訪れるほぼ全ての旅行者におすすめできる傑作スイーツですが、旅のスケジュールや体質によって最適な向き合い方が異なります。
- 絶対に行くべき人:
- 出来立て・アツアツの食体験を重視する人
- 「チーズ×甘い生地」など塩味と甘味の融合グルメが好きな人
- 伝統菓子の新しい魅力を体感したい人
- 利用時に注意・慎重になるべき人:
- 時間が極端にタイトで、行列に並ぶ余裕がないスケジュールを組んでいる人(午前中の早い時間を推奨)
- 厳格な脂質制限を行っている人(1本約200kcal前後のため、旅の前後の食事で調整が必要)
- 「お土産として配る目的で店頭の揚げたてをテイクアウトしようとしている」人(持ち帰りには必ず「揚げもみじキット」を選ぶこと)