ビタミンCは非常にデリケートな栄養素であり、「熱に弱い」「水に溶け出しやすい」「酸素や光で酸化しやすい」という三重の弱点を持っています。ビタミンC効率的な摂取方法を実践するなら、長時間の加熱調理を避け、なるべく生に近い状態で口に運ぶのが基本原則です。
また、一度に大量のビタミンCを摂取しても体内に蓄積できる量には上限があり、血中濃度が飽和すると余剰分は尿として体外へ流出してしまいます。朝・昼・晩と1日3回の食事に分けてこまめに補給することこそが、体内濃度を高く維持する秘訣です。
手軽に生活へ取り入れられる習慣として推奨したいのがレモン水効果と作り方です。起床時にレモン水を飲むことで、就寝中に失われた水分とともにビタミンCとクエン酸を同時にチャージでき、胃腸の蠕動運動を促して体内時計をリセットする効果が期待できます。
【基本のレモン水の黄金比】
・水(常温水または白湯):200ml
・搾りたての生レモン果汁:大さじ1/2〜1杯(レモン1/4〜1/2個分)
※皮ごと使用する場合は、無農薬・ノンケミカルの国産レモンをよく洗い、スライスして漬け込むと果皮のビタミンCやポリフェノール(エリオシトリン)まで無駄なく抽出できます。
なお、レモン水を取り入れる際は、強い酸による歯のエナメル質への影響(酸蝕歯)に注意が必要です。飲用後は水で軽く口をゆすぐか、ストローを使って飲むといった工夫を取り入れると歯を守りながら快適に続けられます。