山盛りのヤサイをかき分け、極太の麺を天地返しし、ニンニクの刺激とともに胃袋へ流し込む。食べ始めの圧倒的な質量に対する畏怖は、食べ進めるうちに不思議な疾走感と陶酔へと変わっていく。最後の一口を飲み干し、丼をカウンターの上に返して「ごちそうさま」と告げる瞬間、全身を包み込むのは他では得難いカタルシスだ。
変わりゆく時代の波のなかにあっても、守るべき味の芯をブラさず、一杯一杯の丼に情熱を注ぎ込み続ける職人の手仕事。北関東の幹線道路沿いで輝き続ける黄色い看板は、今夜も旨いラーメンを渇望する人々の目的地として、揺るぎない光を放っている。 (出典: ラーメン 二郎 栃木 街道 店(Yahoo!ニュース))
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