人形町三原堂塩せんべいの真価を検証!口コミ評判と東京駅取扱店ガイドにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

日本橋人形町の人形町通りと甘酒横丁が交差する角地に佇む「人形町三原堂」。明治十年の創業以来、水天宮参拝客や下町の人情に育まれてきたこの店で、昭和初期に誕生したのが名物「塩せんべい」です。

一般的な醤油煎餅と一線を画す最大の理由は、原材料への徹底したこだわりにあります。ベースとなる米には厳選された国産うるち米を使用し、あえて米粒の食感をわずかに残す独自の蒸し・搗き(つき)工程を採用。パリッとした軽快な歯ざわりのなかに、プチプチとした心地よい粒感が広がります。

味付けの要となる「塩」には、ミネラルを豊富に含む愛媛県産「伯方の塩」とドイツ産鉱泉塩(天然岩塩)を独自の配合でブレンド。塩の結晶が生地の表面に程よく残るよう焼き上げられ、隠し味として職人が絶妙に効かせた特製醤油の香ばしさが米本来の甘みを極限まで引き出しています。単に塩辛いだけではない、重層的な旨味とキレのある後味が、一口食べると止まらなくなる中毒性の源泉です。