Q1:妊娠に気づかず、生理予定日過ぎにワインをグラス2杯飲んでしまいました。中絶を検討すべきでしょうか?
A1:その必要は全くありません。妊娠4〜5週頃の単発的な飲酒によって、即座に重篤な胎児性アルコール症候群が引き起こされる可能性は極めて稀です。大切なのは、妊娠が判明した現時点から1滴も飲まないことです。不安な気持ちは妊婦健診の際に主治医へ正直に伝え、超音波検査などで胎児の順調な発育を確認していきましょう。
Q2:外食のパスタにワインの香りが残っていました。一口食べてしまいましたが大丈夫ですか?
A2:一口程度であれば、母体の血中アルコール濃度が胎児に影響を与えるレベルまで上昇することは考えにくいため、心配しすぎる必要はありません。以降の食事で気をつければ問題ありませんが、気になる場合は外食時に「妊娠中なのでアルコールを使用しない調理が可能か」を事前に確認すると安心です。
Q3:授乳中なら、出産後すぐにお酒を飲んでも問題ないでしょうか?
A3:出産後であっても、授乳期の飲酒には注意が必要です。母乳中のアルコール濃度は母体の血中濃度とほぼ同等になるため、飲酒直後に授乳すると赤ちゃんが母乳経由でアルコールを摂取してしまいます。赤ちゃんの眠りが浅くなったり、発育に影響が出たりするため、基本的には断酒を継続するか、どうしても飲む場合は搾乳・授乳の間隔を十分に空けるなどの対策が必須です。