二人の関係性を語る上で欠かせないのが、2000年に誕生した「ミニモニ。」と、2004年に結成された「W(ダブルユー)」の存在です。
ミニモニ。の結成秘話は、当時モーニング娘。の先輩であった矢口真里の鋭いプロデュース感覚から始まりました。「身長150cm以下のメンバーで新しいユニットを作りたい」という構想に、加入したばかりの辻希美と加護亜依が抜擢され、のちにココナッツ娘。のミカを迎えて正式始動。発売されたシングル『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』はミリオンセラーを記録し、子どもから大人までを巻き込む社会現象へと発展しました。この成功により、二人の「切っても切れない相棒関係」が決定づけられたのです。
その後、2004年にモーニング娘。を同時に卒業し結成されたのがWでした。「双子じゃないのに双子以上のシンクロ感」を武器に、昭和歌謡のカバーからポップスまでを高い歌唱力とダンスで体現。しかし、前述の不祥事によって活動停止を余儀なくされ、ファンにとっては長年「未完のデュオ」として心に残り続けていました。
それだけに、2019年のひなフェスでの再結成パフォーマンスは、ハロプロファンのみならず社会全体に強烈なインパクトを与えました。13年ぶりであるにもかかわらず、ブランクを一切感じさせない完璧なユニゾンとアイコンタクト。リアルタイムでステージを目撃したファンがSNSに投稿した熱狂的な反響はトレンドを独占し、「平成の伝説が完全に甦った」と絶賛されました。