万が一、有毒植物を誤って口にしてしまった場合、現場での迅速かつ正確な初動が生死を分けます。知識として知っておくべき有毒植物の誤食時の応急処置は以下の通りです。
1. 直ちに吐き出し、口をすすぐ
口の中に残っている植物片を速やかに吐き出し、大量の水でうがいをします。ただし、すでに意識が朦朧としている場合や痙攣を起こしている場合は、吐瀉物が気道を塞ぎ窒息する危険があるため無理に吐かせてはなりません。
2. 迷わず119番通報する
「何を」「いつ」「どのくらいの量」食べたかを救急隊に伝えます。トリカブトやドクゼリの中毒進行は極めて早いため、症状が出ていなくても即座に通報が必要です。
3. 原因植物の現物・残骸を確保する
医療機関で適切な解毒治療や対症療法を行うには、毒草の特定が不可欠です。採取した植物の残り、調理前の葉や根、あるいは吐瀉物をビニール袋に密閉して病院へ持参してください。