実際のオーナーたちの間では、パッチを切る派と切らない派で意見が分かれます。リーバイス501の紙パッチを切る理由として最も多く挙げられるのは、「ベルトを通す際に引っかかって邪魔になる」「洗濯を繰り返すうちに端から折れ曲がってボロボロになるのが嫌だ」という実用面でのストレス軽減です。意図的にミシン目から切り離すことで、すっきりとした腰回りのシルエットを好む着用者もいます。
一方で、リーバイスの紙パッチを切らない派の理由には強いこだわりが存在します。切り取り線を含めた長方形のパッチ全体こそがオリジナルの完成形であり、あえて手を加えないことで当時の空気感を味わいたいという心理です。特にレプリカモデルや復刻ラインを愛好する層にとって、ティアオフタグが残ったまま生地とともにヤレていく姿は、代えがたい魅力となっています。