技術開発と並行して、同社は世界各国の政府機関や民間投資家からの資金調達を次々と成功させていく。そして2024年6月、アストロスケールホールディングスは東証グロース市場への新規上場(IPO)を果たした。宇宙デブリ除去を専門とするベンチャーとして世界初の株式上場であり、市場に与えたインパクトは絶大だった。
かつて「夢物語」と揶揄された宇宙ゴミ拾いが、持続可能な事業モデルとして株式市場に認められた瞬間であった。現在では日本、英国、米国、フランスなど世界各地に拠点を広げ、従業員数も数百名規模に拡大。宇宙産業におけるインフラ事業者としての地位を確固たるものにしている。