猫の片目がしょぼしょぼする原因とは?危険な疾患と緊急性の見分け方とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

動物病院の臨床現場で実際に診断される頻度が高い疾患について、症状の特徴、放置した場合の重篤度、そして2026年時点における標準的な診療費用の目安を一覧表にまとめました。

疾患名・疑われる原因主な症状と特徴一般的な治療費相場(目安)獣医学的見解とリスク猫 角膜潰瘍
(外傷・自己掻破)激しい羞明、猫 片目 目やに 涙の急増、角膜中央の白濁や窪み通院・点眼治療:5,000〜15,000円
外科手術:50,000〜120,000円細菌感染が加わると「融解性角膜潰瘍」へ急速に悪化し、48時間以内に角膜穿孔を起こす危険あり。猫 結膜炎
(アレルギー・軽度刺激)白目の充血、まぶたの軽度な腫れ、透明〜白色の目やに診察+点眼薬処方:
3,000〜8,000円猫 結膜炎 症状と治療は原因の特定が鍵。適切な抗炎症点眼で数日から1週間程度で寛解することが多い。猫ヘルペスウイルス感染症
(猫風邪・FHV-1)猫風邪 目の症状(多量の粘液性目やに)、くしゃみ、鼻水、発熱抗ウイルス点眼+内服薬:
8,000〜20,000円成猫の約80%以上が潜伏保有。ストレスや免疫低下で再活性化し、猫 ヘルペスウイルス性結膜炎を反復する。角膜黒色壊死症
(角膜分離症)角膜表面に茶褐色〜黒色の斑点が出現、持続的な疼痛角膜切除手術+移植:
80,000〜180,000円短頭種(ペルシャ、エキゾチック等)に好発。慢性的な角膜刺激やヘルペス感染が関与し、外科的切除が必要。ぶどう膜炎・緑内障
(眼内疾患)瞳孔の左右不同、目の奥の濁り、激しい頭部の痛み、食欲不振眼圧測定・精密検査・点眼:
15,000〜35,000円FIP(猫伝染性腹膜炎)やFeLV等の全身性疾患が背景にあることも多く、失明および生命の危機を伴う。

上記の通り、単純な結膜炎であれば数千円の通院治療で完治する一方、角膜潰瘍が悪化して外科処置が必要になった場合は10万円前後の高額治療に発展します。費用面からも、愛猫の視覚保護の観点からも、初期段階での受診がいかに合理的であるかが分かります。