2000年代初頭、ティーンファッション誌の金字塔として君臨していた集英社の『Seventeen(セブンティーン)』。その誌面に、彗星のごとく現れたのが榮倉奈々だった。抜群のプロポーションと、どこか親しみやすさを感じさせる天真爛漫な笑顔。彼女が表紙を飾るたび、全国の女子中高生が書店へ駆けつける現象が巻き起こった。
当時、誌面を共に牽引していた鈴木えみとのツーショットやコンビ企画は、編集部にとっても鉄板の人気コンテンツだった。単に服を着こなすファッションモデルにとどまらず、ライフスタイルやメイク、等身大の言葉の一つひとつが読者の心を掴んで離さなかったのだ。彼女たちの着用したアイテムは即座に売り切れ、当時のティーンカルチャーにおける絶対的なアイコンとしてその名を刻んだ。