病院が位置するのは、緑豊かな環境が広がる埼玉県さいたま市緑区三室の地だ。かつての大規模な「さいたま市立病院新病院建設プロジェクト」によって刷新された現施設は、災害への強靱性と最新の医療環境を両立させた近代的な設計が施されている。
免震構造を採用した病棟には、感染症の流行時にも迅速に対応できる陰圧個室や、動線を完全に分離した感染症外来を完備。画像診断エリアには高磁場MRIや高精細CTといった先進機器が集中配置され、迅速かつ精密な診断を可能にしている。
院内は自然光が差し込む開放的なホスピタルストリートを中心に設計されており、初めて訪れた患者でも迷いにくいフロア構成だ。プライバシーに配慮された外来ブースや日帰り手術センターなど、患者の身体的・精神的ストレスを軽減する工夫が随所に見られる。