行動経済学において、人間は現状維持を好む「現状維持バイアス」に強く支配されることが証明されています。会社から与えられた制度に対し、「よくわからないから」と初期値のまま放置することは、無意識のうちにインフレという名の資産目減りを受け入れている状態に他なりません。
昭和・平成の「企業が社員の老後を丸抱えする時代」は終わりを告げ、令和の資産形成は「会社が用意した器(プラットフォーム)を個人の意思でどう運用するか」という自己責任のフェーズへ完全に移行しました。三井住友ライフプラン 相談などの専門窓口を賢く利用し、自らのキャリアとライフイベントに合わせたポートフォリオを構築する自立心が求められます。
ライフガイドを今すぐ活用すべき人と現状維持でよい人の判断基準
【今すぐライフガイドにログインして見直すべき人】
・企業型DCの運用商品を「元本確保型」のまま一度も変更したことがない人
・自社の退職金制度(確定給付型と確定拠出型の比率など)を把握していない人
・自動車保険や火災保険を個人契約のまま高額な保険料で支払い続けている人
・5年以内に転職や独立、早期退職を視野に入れている人
【現状維持でも大きな支障がない人】
・すでにライフガイド上で低コスト株式投信への配分設定(アセットアロケーション)を完了している人
・定年までの明確な退職金見込額と公的年金の受給見込額を合算し、年間キャッシュフローを把握できている人