マッちゃんを語る上で欠かせない二枚看板が、「ざる寄せ豆腐」と「きなこパン」です。訪れる人の買い物カゴやイートイン席を見渡すと、ほぼ例外なくこの2品が含まれています。
まず圧倒的な支持を誇る「ざる寄せ豆腐」は、三瀬の清らかな天然水と厳選された国産大豆を使用し、職人が店内の工房で日々手作りしています。一般的な木綿豆腐や絹ごし豆腐とは異なり、搾りたての豆乳ににがりを打って固まりかけた状態を、職人が手作業で竹ざるにすくい上げる製法です。余分な水分だけが自然に抜けるため、大豆本来の濃厚なコクと甘みが凝縮され、舌触りは驚くほどなめらかに仕上がっています。
店頭では、できたての温かい状態でも提供されており、備え付けの特製だし醤油や生姜、ネギを添えて一口食べると、大豆の豊かな香りが口いっぱいに広がります。持ち帰り用としても大人気で、ざる寄せ豆腐の値段はサイズに応じて約350円〜600円前後と、そのクオリティに対して極めて良心的な価格設定が維持されています。
もう一つの名物「きなこパン」は、注文が入ってから揚げる昔ながらのコッペパンに、きめ細かなきな粉と砂糖をたっぷりとまぶした逸品です。外側はカリッと香ばしく、中はふんわりとした食感で、素朴ながらも飽きのこない甘さがドライブの疲れた体を優しく癒やしてくれます。1個あたり約150円前後という手頃さも手伝い、家族連れやツーリング客がまとめ買いしていく姿が日常的な光景となっています。