サンジの肉体変化を読み解く上で、ファンの間で極めて重要な伏線として議論されているのが「眉毛の渦巻きの向き」です。
通常のサンジの眉毛は、左目が内巻き(右巻き)、右目が外巻きという特徴を持っていますが、ジェルマの兄弟たちは全員、眉毛の渦が「反時計回り(66の数字を模した向き)」に統一されています。クイーン戦で外骨格が覚醒した瞬間、サンジの眉毛の渦巻きは兄弟たちと同じ向きへと反転していました。
この変化を自覚したサンジは、迷いを断ち切るために通信機付きのレイドスーツを自ら踏み潰し、完全に破壊します。「科学の力で心を失った最強の戦士」になることよりも、「人間味を持ち仲間を助ける自分」であり続ける道を選択した象徴的な名シーンです。
エッグヘッド編以降の描写を精査すると、サンジの眉毛は普段は元の状態に戻っており、戦闘で極限の力(外骨格の防御力や高熱)を引き出す瞬間のみ反転するような演出が見られます。ジェルマの力に支配されるのではなく、サンジ自身の意志でその強靭な肉体をコントロール下に置いていると考えられます。