鹿児島エリアの夕方に欠かせない顔となった看板報道番組『News+おやっと!』。同番組が支持を集める理由は、表面的な出来事の伝達に甘んじない徹底的な深掘り姿勢にある。桜島の火山活動に伴う防災情報のきめ細やかなアップデートはもちろん、過疎化が進む離島医療の現場、地場産業の担い手不足といった鹿児島のローカルニュース・報道において、当事者の生々しい声を愚直に拾い上げている。
スタジオ主導のニュース解説にとどまらず、記者が現場に泊まり込んで取材する特集コーナーは視聴者から絶大な支持を獲得。地域社会が抱える構造的な課題を浮き彫りにし、行政や企業を動かすきっかけを生み出している。テレビが持つ本来のジャーナリズム機能をローカルの現場で愚直に体現する姿勢こそが、視聴者の心を掴んで離さない原動力だ。