長年、日本の男性アイドルカルチャーにおいては「CDパッケージの売上」が人気の指標とされてきました。しかし、山下智久の楽曲カタログが主要サブスクリプションサービスで順次解禁されたことにより、楽曲評価の構造そのものが大きく変化しています。
ネット上の一部では「かつてのテレビドラマの印象が強い」という固定観念も残っていましたが、ストリーミングを通じて初めて後期のアルバムや近年のソロ作に触れた若い世代や海外リスナーから、「想像以上に本格的なR&B / エレクトロポップだった」という驚きの声が続出しています。過去のヒット曲という文脈から切り離され、純粋なプレイリストカルチャーの中で「優れたグローバルポップ」として再発見されているのが現在の実態です。