近年における「いやさか」の再注目には、メディアの影響も極めて大きい。特にNHK大河ドラマの劇中で、歴史上の人物たちが勝鬨(かちどき)や祝いの場で朗々と「弥栄!」と叫ぶシーンが描かれると、SNSを中心に大きな反響が巻き起こった。
番組終了後も、NHKオンデマンドを通じてアーカイブ映像を視聴するユーザーの間で話題が持続。若い世代の間でも「乾杯の挨拶の代わりにかっこいい」「響きが力強い」と評判になり、Googleなどの検索エンジンで急上昇キーワードとして躍り出ることとなった。歴史ドラマが持つ拡散力が、古語に新たな命を吹き込んだ格好だ。